2015年12月14日
「電波妨害装置」が運転免許試験会場で使用し始まる
全国初! 運転免許試験会場の携帯通話を遮断する「電波妨害装置」、関東総通が実験試験局を免許
かねてより携帯電話を使った不正受験が自動車運転免許の学科試験で相次いだため、警視庁では都内の運転試験場に「通信機能抑止装置」の設置を検討していた。これを受け、10月25日に関東総合通信局では、運転試験場では全国初となる携帯電話の通話を抑止する実験試験局を免許した。
携帯電話やPHSの電波を遮断する「通話抑止装置」は、2006(平成18)年より最大出力10mWの「実験試験用無線局」として免許されるようになり、すでに映画館やコンサートホール、大学などの受験会場、病院などで利用されている。
今回は、警視庁が自動車運転免許の学科試験で外部のメンバーから携帯電話を使って解答を知り、不正に合格していた中国人グループを摘発。同様に携帯電話を使った不正受験が相次いだため、9月2日に「10月中にも都内の運転免許試験場に携帯電話ジャマーを設置する。府中、江東、鮫洲の計3か所の運転免許試験場の学科試験室に装置計8台を設置して、試験時間だけ運用する」と発表していた。
関東総合通信局によると、運転免許試験場での学科試験中の不正行為を防止する目的で、携帯電話などの通信を直接抑止する実験試験局の開設は全国初だという。
最近では、おれおれ詐欺などの被害を防ぐため、銀行などのATMの近くで携帯電話やPHSで通話ができないように抑止装置を設置する試みも始められている。
携帯電話GPS・3Gジャマー高品質ハンディタイプ
●このハンディ・ジャマー機器は携帯電話、スマートホンのカレログやGPSアプリ対策に最適なハンディ
タイプ完全パックです。
●GPS携帯ジャマーがジャミング電波によって、GPS衛星電波を遮断(妨害)されたGPSロガ-は無効になります。現在位置
を測位そして、記録することができません。ジャミングの範囲内では、携帯電話・スマホ・iPhone(3G、
GPS)等を圏外(遮断・妨害)にします。この範囲内では通話をすることはできません。
振り込め詐欺防止 (千葉銀の携帯通信抑止装置)
今年8月17日に全銀協がATMコーナーでの携帯電話禁止処置を発表しました。各行は、ATM周辺に携帯電話使用を遠慮するようにとのポスターを掲示しました。一方で、巣鴨信金のように無人ATMコーナーでの振込をやめるという金融機関が出てきたり、千葉銀行のように携帯電話通信抑止電波発信機の設置を検討する銀行もあります。もともと、ATMコーナーは狭いスペースですので、ここで携帯を使う人は少ないと思います。しかし、周辺に人がいない場合を考えると、携帯という被害者と犯人の通信手段を遮断することに効果を期待するのでしょう。経済原理の問題ではないと考えればの話ですが。一台100万円程度の費用がかかるそうですから、全ATMコーナーにポータブル携帯電話ジャマーを設置するよりも、犯人グループに金を払った方が経済的です。銀行にとっては、公共性の発揮であり、CSRの一貫ということで考えるしかありません。それにしてもリテール・バンキングはコストのかかるビジネスです。
関連サイト
http://ameblo.jp/goo-buy/entry-12105172992.html
http://goobuy.jimab.net/e1193188.html
http://goobuy.jugem.jp/?eid=15